今回は、エケベリアを植え替えるにあたって、どんな配合の土が良いかを解説します。多肉植物を育てるにあたって、土づくりは永遠のテーマです。
この記事を参考にして、自分に一番合った土を探してみてください!
適した土とは
どんな環境で育てるのか、どういう形に育てたいのかで、土の配合が変わってきます。一つずつ見ていきましょう。
どういった環境で育てるのか
あなたのエケベリアはどこに置きますか?日当たりガンガン、風ビュービューの屋外ですか?雨は当たりますか?それとも日が当たるのは数時間だけの室内の窓際ですか?
どんな鉢を使いますか?土が乾きやすい素焼き鉢ですか?底穴が空いていないお洒落な陶器鉢ですか?
水やりはたくさんしますか?全くしませんか?
タニラーの数だけ環境があります。土が乾きやすい環境なら培養土やピートモスを増やして水保ちを良く、土が乾きにくい環境なら鹿沼土や赤玉土を増やして乾きやすい配合にアレンジしましょう。
どういう形に育てたいのか
多肉植物は土の配合で育つ姿が大きく変わります。
水保ちが良く、栄養分の豊富な土なら早く大きく成長し、伸び伸びとした姿になります。
肥料分が少なく乾きやすい土なら、大きくはなりにくいですが、固く締まってコロンと可愛い形になり、気温が下がる頃には鮮やかに紅葉します。
早く大きくしたり、たくさん増やしたいのか、可愛い形に育てたいのか、望む姿によって配合を考えましょう。
エケベリアには薄葉と厚葉がある
エケベリアには葉が薄いものと厚いものがある事をご存知ですか?少し紹介します。
薄葉:七福神、ルンヨニー、高砂の翁、シャビアナなど

厚葉:桃太郎、ラウイ、エボニー、コロラータなど

薄葉エケベリア用の土の配合
薄葉エケベリアは、やや水持ちの良い土を使用すると、きれいに大きく育ちます。
例 : 日向土4:赤玉土3;鹿沼土2:バーミキュライト1:くん炭0.5:花の培養土4
厚葉エケベリア用の土の配合
厚葉エケベリアは、乾きやすい土を使用しましょう。少し保水性と肥料分を入れると、大きく育ちます。
日向土4:赤玉土3;鹿沼土2:バーミキュライト1:くん炭0.5:花の培養土2
自分の環境に合わせてアレンジ
まずは市販の多肉用培養土や、上記の配合の土を使用してみましょう。それから、多肉の様子を見て配合を変えていくと良いでしょう。
私がよくやる簡単なやり方は、初めに日向土、赤玉土、鹿沼土など排水性の良い土をブレンドしたものを用意し、多肉の種類によって培養土の量で保水力や肥料分の量を調節する方法です。
いろいろ試してみて、自分の環境にに合った土を見つけましょう!
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