エケベリアの中でも特に人気が高い「ラウリンゼ」。
白くやわらかい粉肌と、ほんのりピンクがかった葉先がとても可愛らしいですよね。
この記事では、ラウリンゼの育て方・管理のポイント・増やし方・おすすめグッズまで詳しく紹介します。
ラウリンゼってどんな多肉?
ラウイとリンゼアナの交配種で、両親の魅力を受け継いだ美しい品種です。
オレンジモンローが同じ交配式で同種だという説もありますが、ラウリンゼの小型種だという説もあります。



- 葉に厚みがあり、しっかりしたロゼット型
- 粉をまとった淡いブルーグリーンの肌
- 秋冬にはうっすらピンクに紅葉
粉肌と肉厚の葉が特徴なので、ちょっとした扱いで見た目が変わりやすいのも育てる楽しさの一つです。
ラウリンゼの基本の育て方
ラウリンゼは、肉厚系エケベリアの育て方で問題なく栽培できます。
【日当たり】
- 年間を通して風通しの良い明るい場所が最適です。
- 夏の直射日光は葉焼けの原因になるため、遮光ネットなどで30〜40%遮光しましょう。
- 冬は屋外でも管理できますが、霜に注意して0℃以下になる場合は室内へ。
【水やり】
- 春・秋:土がしっかり乾いてからたっぷり(目安:週1回)
- 夏:風通しを優先し、水やりは控えめ(月に1〜2回)
- 冬:休眠気味になるので月1〜2回程度に減らす
粉肌を傷めないように、葉に水をかけずに株元にそっと注ぎましょう。
【土・鉢】
- 水はけがよく通気性の高い多肉植物専用土がおすすめ。
- 鉢は通気性がある素焼き鉢やスリット鉢が最適です。
【肥料】
- 成長期(春・秋)に薄めた液体肥料を月1回程度与えると大きく育ちます。
- 多肥は徒長の原因になるので注意。
ラウリンゼの紅葉を楽しむコツ
- 朝晩の気温差がある秋〜冬に、日照と寒暖差を意識した管理して、肥料を控えめにすると美しく紅葉します。
- 風通しが良く乾燥した環境がベスト。
増やし方|ラウリンゼは葉挿しできる?
ラウリンゼは葉挿しも可能ですが、葉が厚くしっかりしているためやや発根に時間がかかります。
確実に増やすなら株分けやカット苗での増殖が手軽でおすすめです。
ラウリンゼにおすすめの管理グッズ
- 【育成LEDライト】室内で育てるなら光量補助に
- 【スリット鉢】蒸れにくくて通気性◎
- 【ピンセット】植え替えや粉落ち防止に便利
よくある質問(Q&A)
Q1. 粉を落とさずに育てる方法は?
A. できるだけ触らず、水も葉にかけないこと。鉢底から吸水する方法もおすすめです。
Q2. 夏越しのコツは?
A. 半日陰+風通しで管理し、水は控えめに。蒸れや根腐れに注意してください。
Q3. 冬はどうすればいい?
A. 気温が0℃以下になる地域では室内へ。日当たりの良い窓辺がおすすめです。
まとめ
ラウリンゼは、見た目が美しく比較的育てやすいエケベリアの人気種です。
育て方のポイントをおさえれば、美しい粉肌と紅葉を長く楽しむことができます。
ぜひ、お気に入りのラウリンゼを育てて、日々の変化を楽しんでくださいね。
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