多肉植物は種類によって好む土の性質が少しずつ違う事をご存じですか?この記事では、人気の多肉植物の種類ごとに、ぴったりの土の作り方を詳しく解説します。初心者でも簡単にマネできる配合レシピ付き。それでは、さっそく見ていきましょう!
多肉植物に土が重要な理由
多肉植物は、水分を葉や茎に貯める特徴がある植物。でも、根っこがずっと濡れているのは苦手なんです。だから、水はけの良さと適度な保水力を両立した土が大事。種類によって微妙に求めるバランスが違うので、それぞれに合った土を作ってあげると、ぐんぐん元気に育ちますよ。
今回は、初心者さん向けになるべく使う土の種類を減らしてご紹介します。培養土と書いてあるものは、花用の培養土の事を指します。さまざまな土がバランスよくブランドされているので、培養土の量で保水力の調節をすると楽ちんです。
1. エケベリアにぴったりの土の作り方
成長がゆっくりで大きな厚い葉をもつエケベリアは、水はけを重視した軽めの配合がおすすめです。
- 基本の配合: 赤玉土(小粒)4:鹿沼土(小粒)3:培養土:3
- ポイント: エケベリアは根腐れに弱いので、通気性を高めるために赤玉、鹿沼を多めに。培養土は控えめにして、乾燥気味に保つのがコツです。
葉が薄いタイプのエケベリアは、少し培養土の量を増やすのがおすすめです。
2. セダム用の土の作り方
セダムは丈夫で育てやすい多肉植物の代表格。いろんな環境に適応できるけど、土の水はけが悪いと弱っちゃうこともあります。
- 基本の配合: 赤玉土(小粒)3:鹿沼土(小粒)2:培養土5
- ポイント: セダムは他の多肉植物に比べて、水と肥料が大好き。培養土中心の配合にするとモリモリ育ちますよ。
培養土だけでも大丈夫。その場合は水やりを減らして調節してください。
3. ハオルチアに合う土の作り方
ハオルチアは、透明感のある葉が素敵な多肉植物。直射日光を避けることが多い分、土の保水力が少し高めでもOKです。
- 基本の配合: 赤玉土(小粒)3:鹿沼土2:ピートモス3:バーミキュライト2
- ポイント: ピートモスを多めにすることで、適度な水分をキープ。バーミキュライトでふわっとした質感に仕上げると根が喜びます。
ハオルチアのぷっくりした葉を保つために、この配合を試してみてくださいね。
4. カランコエ用の土の作り方
カランコエは、花が咲くタイプの多肉植物として人気。少し栄養が必要なので、土に工夫を加えてあげましょう。
- 基本の配合: 赤玉土(小粒)4:腐葉土3:パーライト2:川砂1
- ポイント: 腐葉土で栄養をプラスしつつ、川砂で水はけを調整。花を咲かせたいなら、このバランスがおすすめです。
カランコエの華やかな姿を引き立てる土、ぜひ作ってみてください。
土作りで使う材料の選び方
土の材料って、園芸店やネットで簡単に手に入ります。でも、どれを選べばいいか迷いますよね。ここでは、基本の材料を簡単にご紹介。
- 赤玉土: 水はけと保水力のバランスが良い定番素材。小粒が多肉植物にぴったり。
- 鹿沼土: 軽くて通気性が良く、酸性寄りの土壌を好む植物に最適。
- パーライト・軽石: 水はけを強化する強い味方。根腐れ防止に必須です。
- ピートモス・腐葉土: 保水力と栄養をプラス。使いすぎに注意!
これらを組み合わせるだけで、多肉植物が喜ぶ土が完成します。
多肉植物の土作りでよくある質問
Q1: 市販の多肉用土でもいいの?
もちろんOK!でも、種類ごとに微調整すると、さらに成長が良くなるんです。市販の土に軽石やピートモスを足すのもアリですよ。
Q2: 土はどれくらいで交換するべき?
1~2年に1回が目安。土が固くなったり、水はけが悪くなってきたら交換のサインです。
まとめ:多肉植物を長く楽しむために
多肉植物の種類ごとに土の作り方をご紹介しました。エケベリア、セダム、ハオルチア、カランコエ、それぞれに合った土を用意してあげれば、もっと愛着が湧きますよ。自分だけのオリジナル配合を見つけるのも楽しいので、ぜひチャレンジしてみてください。あなたの多肉ライフが、さらに充実しますように!
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