多肉植物にハマると、いろんな用語が飛び交っていて「これって何?」って思うこと、ありますよね。初心者の方はもちろん、育てていくうちにステップアップしたい人にとっても、用語を知ることは多肉ライフをより楽しむ第一歩です。
この記事では、多肉植物の用語をリストアップして、わかりやすく解説していきます。基本的な言葉からちょっとマニアックなものまで網羅してるので、ぜひ参考にしてくださいね。育て方やお手入れのヒントにもつながる知識が詰まってるから、読み終わった頃には多肉愛がもっと深まっちゃうかも!
成長・状態に関する用語
- ジュレる – 過湿や病気で葉が透明になり溶けたような状態。
- 徒長(とちょう) – 光不足で茎が細長く伸びること。
- ムチムチ – 水分がたっぷり詰まって葉や茎がぷっくりした状態。
- 紅葉(こうよう) – 気温や日照で葉が色づく現象。
- 葉焼け(はやけ) – 強すぎる日光で葉が変色・枯れること。
- 根腐れ(ねぐされ) – 水やり過多で根が腐ること。
- スカスカ – 寄せ植えや群生などで隙間ができ、密度が低い状態。
- ハゲた – 密集していた部分が枯れて土が露出した状態。または白粉(ブルーム)が取れてしまった状態。
- 焦げ(こげ) – 強光や熱で葉が黒く焼けた状態。
- 溶ける(とける) – 高温多湿で株が腐って崩れること。
- ペナペナ – 水不足で葉が薄くペラペラになった状態。
- イカ – 葉挿しに芽が出ず、根っこだけが出た状態。
- 木質化(もくしつか) – 茎が硬く木のようになる老化現象。
- 身割れ(みがれ) – 急激な水やりで葉や茎が裂けること。
- 星になる(ほしになる) – 株が枯れて死に、空の星になったと表現する言い回し。
繁殖・仕立て直しに関する用語
- チョンパ – 茎や頭をバッサリ切ること。
- 葉挿し(はざし) – 葉を土に置いて新しい株を増やす方法。
- 挿し木(さしき) – 茎や枝を切って土に挿す繁殖法。
- 胴切り(どうぎり) – 茎を切って仕立て直しや繁殖を行う手法。
- 子株(こかぶ) – 親株から生まれる小さな株。
- カキ仔(かきこ) – 子株の別称、特に自然に増えたもの。
- 水挿し(みずさし) – 水に茎や葉を浸けて根を出させる方法。
- 多頭(たとう) – 一つの株から複数の成長点が伸びること。
- カルス化(かるすか) – 切断面が乾燥して硬くなり、癒合する状態。
- ルートン – 挿し木や胴切りの発根を促進する発根剤の商品名。
水やり・環境管理に関する用語
- 乾かし気味(かわかしぎみ) – 水やりを控え、土を乾燥させる管理法。
- 底面給水(ていめんきゅうすい) – 鉢底から水を吸わせる水やり法。
- 半日陰(はんひかげ) – 直射日光を避けた明るい場所での管理。
- 明るい日陰(あかるいひかげ) – 直射日光は避けつつ、十分な明るさが得られる環境。
- 風通し(かぜとおし) – 風が流れる度合い。
- 過湿(かしつ) – 土が湿りすぎて根に悪影響を与える状態。
- シワシワ – 水不足で葉が萎れてしわが寄った状態。
- 休眠期(きゅうみんき) – 生育を停止する期間。
- ウォーターマーク – 葉の成長跡が白い線になって出来た模様の事。ファセットラインとも。
- リキダス – 植物の成長を助ける液体肥料の商品名。
仕上げ・見た目に関する用語
- 仕立て直し(したてなおし) – 形を整えるために切ったり植え替えたりすること。
- ロゼット(ろぜっと) – 放射状に広がる美しい葉の形態。
- 群生(ぐんせい) – 複数の株が密集して育つ状態。
- 覆輪(ふくりん) – 葉の縁が異なる色で縁取られた状態。
- 斑入り(ふいり) – 葉に白や黄色の模様が入った変種。
- 白粉(しろこな) – 葉を覆う白い粉状の保護層。ブルームとも。
- ギュウギュウ – 株が密集して隙間なく育った状態。
- フリフリ – 葉の縁が波打つ可愛らしい形状。
- 締める – 水や肥料を控えてコンパクトに仕上げるテクニック。
- 綴化(せっか・てっか)– 成長点が扁平化したり帯状に伸びたりする状態。
- 石化 – 通常とは違う場所に成長点が複数発生すること。モンストとも。
- ○○丼(○○どん) – 多肉を丼のように鉢に盛り付けた寄せ植えスタイル(○○は種類名が入る)。
トラブル・メンテナンスに関する用語
- 根詰まり(ねづまり) – 鉢内で根が過密になり成長が止まる状態。
- 肥料焼け(ひりょうやけ) – 肥料過多で根や葉が傷むこと。
- オルトラン(おるとらん) – 害虫駆除に使われる薬剤。
- メネデール(めねでーる) – 発根を促す液剤の商品名。
- 日照不足(にっしょうぶそく) – 光が足りず成長が阻害される状態。
- 蒸れ(むれ) – 通気不足で湿気がこもり、腐敗を引き起こす状態。
- カイガラムシ – 多肉につきやすい白い害虫。
- ハダニ – 多肉に発生する小さな害虫で、葉に細かい斑点を残す。
- ベタつく – 病気や害虫で葉が粘つく状態。
- リセット – 状態が悪化した株を切り戻して再スタートすること。
コミュニティ・愛好家文化に関する用語
- タニラー – 多肉植物にハマった愛好家を指すスラング。
- 多肉沼(たにくぬま) – 多肉に夢中になり抜け出せなくなる状況。
- お迎え(おむかえ) – 新しい多肉植物を購入して家に迎えること。
- 狩る(かる) – 販売イベントや店で好みの多肉を積極的に手に入れること。
系統分類に関する用語
- 粉系(こなけい) – 白粉が特徴的な多肉のグループ(例:ラウイ、カンテ、パキフィツム)。
- 星系(ほしけい) – 名前にほしが付くクラッスラのグループ(例:星の王子、小米星、数珠星)。
- ウサギ系(うさぎけい) – 葉がウサギの耳のように見えるカランコエのグループ(例:月兎耳、福兎耳、白兎耳)。
- 美人系(びじんけい) – ○○美人と名の付くパキフィツムのグループ(例:月美人、星の美人、冬美人)。
まとめ:多肉植物の用語をマスターして楽しさ倍増!
多肉植物の用語を覚えると、植物との距離がぐっと近づきますよね。この用語集を手にすれば、ショップでの会話やSNSでの交流ももっと楽しくなるはずです。初心者からベテランまで、多肉の世界を広げるために知っておきたい言葉をぎゅっと詰め込みました。他にも思い付いたらそっと追加します。
わからない用語が出てきたら、この記事をブックマークしておくと便利ですよ。多肉植物との暮らしがさらに充実するように、ぜひ活用してくださいね。これからも一緒に多肉ライフを楽しんでいきましょう!
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